移動平均線について
おはようございます!yamananashiです(#^^#)
本日は相場が動いておりませんので、初心者さんの方向けに移動平均線について私なりに説明させていただきます。
上級者さんはあまり参考にならないかもしれませんが、基礎の復習という感覚でご覧いただければと思います。
〇移動平均線とは・・・
一定期間の平均価格を線でつなぎ価格トレンドの方向や強さを見るためのテクニカル分析のことです。
移動平均線は種類がいくつかあって、単純移動平均、加重移動平均、指数平滑移動平均など様々な種類があります。
移動平均線は、その期間の計算の対象となる複数の終値について平均値を点と点で結んだものになります。
移動平均線は一般的には一つのチャートに2本、もしくは3本を同時に表示させて組み合わせて、テクニカル分析することになります。
私は指数平滑移動平均(EMA)を使用しております。
単純移動平均線は、例えば20日でしたら19日前と当日の為替レートが同じ値で計算されます。
しかし単純移動平均線(SMA)は、過去になればなるほど為替レートに影響を受けづらくなるので、テクニカル分析がしづらくなります。
単純移動平均線に比べて指数平滑移動平均(EMA)は、直近の終値の値動きの比重が重くなるように設計されているため、為替レートに動きがあるときにその方向性をよりすばやく察知できるようになります。
図1
図1を見てみますと、 短期、中期、長期のEMAを表示させました。10EMAというのが直近の10日間の終値の値動きを結んだ線になります。しかしEMAなので、直近の値動きをの比重が高くなりレートの勢いを捉えやすい仕組みになっております。
移動平均期間が短ければ短いほど実際のレートとの乖離が少なくなっていることが分かります。
そして中期の60EMAと長期の90EMAも表示させました。
図2
図2のチャートを見ていただくと注目すべき箇所は、Aのポイントで短期の10EMAと中期の60EMAが長期の90EMAを下から上に突き抜けたところからしばらくの間、レートが上昇していることが分かります。
この短期のEMAが長期のEMAを上抜けする動きのことをゴールデンクロスといいます。
逆にBの箇所で短期EMAが長期のEMAを下抜けしたあと、レートががくんと落ちていることが分かります。
この下抜けの動きのことをデッドクロスといいます。
分かりやすいですよね、この2つの動きはトレードしていくうえでとても大切なテクニカル分析になりますので、FX始めたばかりの人は注目してみてください(*^^)v
しかし単純にこの動きだけでトレードしてしまうと、上抜け下抜けしたあとにダマシと呼ばれる逆方向に進んでしまう現象で損切などに遭ってしまう場合があります。
特に下位時間足の値動きは激しく、上抜け下抜けは良く起こりダマシだらけになる可能性もあります。
上位時間足のチャートで上方向だなと判断して、下位時間足もゴールデンクロスしたな思ったらエントリーをするといった根拠があったほうがトレードは成功する可能性が高まります(^^)
その他、ボリンジャーバンドやフィボナッチリトレースメントといったテクニカル分析と複合しながらのエントリーでしたらさらに勝率が高まります!
またボリンジャーバンドやフィボナッチリトレースメントについては後日ブログにて書かせていただきたいと思いますm(__)m